コロナ鎖国の是非

 コロナ禍、再び変異株の脅威で水際対策が厳しくなり、事実上自由な海外の往来は難しく日本やオーストラリア等は鎖国ではないかと言われています。
 そんな中で、半導体等の工業資材や、外食産業の食材が一時的に不足になったりしています。今や国際的なモノの行き来は日本の社会、経済になくてはならないものです。逆にいうと人の往来はなくとも。物流はあり、文化などの情報はいくらでも流れてきています。
 江戸時代の日本の鎖国政策でさえ肯定的評価もあって、日本独自の文化が守られ、自国内での自給自足体制も構築できたと言われています。
 今のグローバル時代で、国際分業の体制が完成した中では食料にしろ工業製品にしろ自国内だけでは難しいでしょう。ただ今回のコロナ禍、水際対策の是非は別として、不要不急の海外との往来はあまり必要ないのかもしれないとも思いました。ちゃんとした留学は別として、物見遊山での移動は、本当の意味での伝統文化は守れないことがインバウンドバブルを経て一時的に検証できたのではないでしょうか。

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