沁むる哀愁の鉄道物語

  今年は北陸本線の海沿い旧線廃線跡トンネル等を見て。敦賀までの新幹線工事の進捗もチラ見しました。全通から105年を過ぎた長大な鉄道、列車や駅に多くのドラマがあることが良くわかります。
 沁むる夜汽車の物語も各地の駅や鉄道の話をまとめ、本やBSの映像にもなっています。
 鉄道も最盛期を過ぎ。メインストリームは高速道路、クルマになっていく時代ですが、都市部も含めやはり列車や駅への哀愁は独特のものがあります。
 私の世代でさえ、SLが実質的に運行していたリアルタイムは知らず汽笛はせいぜいディーゼルのものですが、何となく心に深く刻まれる音色です。
 道の駅やSA、モールなどにかつての地方益、街の駅の機能が移され、異動された人もいるでしょうし、新設の新幹線やリニアに戻る人もでるでしょう。移動に長時間かかり、出迎えや別れ、列車の中での苦悶、喜びも嗚咽もたくさん乗せて時代を走り抜けていく鉄道です。

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