2021年大晦日 沼にはまらず、野に咲く花のように、空を飛ぶ鳥のように                #ウォーキング#飛翔#花紅柳緑

 コロナ禍はいろんな人に影響を与えました。個人的に2021年を振り返ると大きなエポックはないのですが、マイナスを受けた人からの相談や攻撃的なものが多かったようです。
 昨日もいろいろ悩みの多いという人と二人で8キロほどの距離の散策コースを歩きました。街や自然の中を歩いているとそれが浄化され癒されるような気がします。
 信じられない距離を飛翔してきて渡ってきた鳥、冬でも根をはり頑張る名もなき野草が人間の煩悩を笑っているように思います。

 私自身ごくつまらないととで、怒り諍いに堕ち、悩み、落ち込みます。
 本当にもっと深く悩んでいる人に臨機応変に気の利いた適切なことがアドバイスできているとはとても思えません。
 ただ悩んでいる人の多くは自分の中にすでに原因も解決の方法も知っている場合が多いように思えます。
 それを認めたくなく傷つきたくないためや、矜持や体裁、こだわりなどで見えなくなっているのです。最近の流行り言葉では『沼にはまる』というやつですか。
 『家ガチャ』という言葉も今年少し流行りましたが、お金持ちや恵まれた家庭に生まれたことをガチャと当りと例えて運不運を皮肉るような感じの表現です。しかし今の時代の日本を含む多くの国は『国ガチャ』『時代ガチャ』でかなり幸運なのを引いてるはずです。平均寿命も延び、食糧も安全も文化にも恵まれています。
 

 世界を見渡すと戦争、内戦、飢餓などで明日の命の保証がない国もまだまだあります。日本でも戦中戦後の貧しい時代は過去になりました。現代でも地震などの災害や事故、貧困は現存して一部の方はやはり生きていくことが苦しく難しい場合があります。
 なかなか人間は自分の境遇を幸運と思い、不幸な人の状況を想像できません。
 幸運の大前提の下で、上下の評価を行い運不運や差別を感じるものです。高等教育を受けた頭の良い方が、少し不幸な境遇にあうと『もっとみんな不幸だったら自分も不幸と思わない』と身勝手なことを平然と言うのに驚きました。
 たしかにイジメや差別の悩みの根源にはそういうこともあるのでしょう。

 睡眠薬を飲まずに寝られない?

 年齢も10歳以上若く見え、容姿でいうと同世代や異性が羨むものを持っている。
 語学も交渉力、頭の回転も人より優れている。
 人間には他人から見て誰もがみんないい点を持っています。
 生老病死、少し年をとってそれが衰えだした時、病気や老いを感じた時、苦しみや悩みが頻出し始めます。
 今日は長い距離をひたすら歩き、楽しく喋り、思いっきり歌い、呑んで食べましたからぐっすり寝られるでしょう。
 人間が考え悩むことは特権なのが弱点なのかわかりません。
 死んでしまうくらいなら悩まない方が良いでしょう。野に咲く花のように、空を飛ぶ鳥のように
 

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