年の始まり、1年の計 12年周期

 年が明けました。2022年、令和4年の始まりです。
 1年の計は元旦にありと言われます。この意味は1年間の始まりの日が全ての合計という「計」ではなく、今年の目標、到達地点を企図する計画の「計」です。昨年までの進捗を鑑み、今年はどこまでいくのかを確認し、決意を新たにして目標をはっきりする日です。
 占星術では1年の初めは春分です。しかし多くの暦は1月、元旦からスタートしています。心を新たに持つにはいいタイミングなのかもしれません。
「今年は寅年です」というように、現代でも使われることの多い十二支。 元々は、古代中国で考え出されたもので、惑星のうちで、もっとも尊い星と考えられていた木星が、 約12年で天球を一周することから、その位置を示すために天球を12の区画に分けてそれぞれに名前を付けたものが 十二支の名の由来といわれています。12の月、黄道12宮、十二神将、1ダース、12でくくられる物事は多いです。
 12年という周期、12という数字はローテーションとして地球に住む人間に10よりもしっくりとあっているようです。
 木星が月や太陽と逆方向に天球を巡り、主体的というよりも月や日という毎日の活動を社会に広めたり進化。発展させると言われています。
 長期的に物事をやり遂げるには前の12年がどうであってこれから何年で成すのか、そのために今年1年をどこまで進捗させるのか、1年の「計」を、会社でいうところの中期計画で考えていくとわかりやすいかもしれません。
 コロナというアクシデント、あるいは他のイレギュラーで計画が狂っても、これは特損として2年でリカバーしようとか5年後にこの位置にいくためには今年はここまでいう修正の「計」を企図することです。
 コロナ禍で霧や暗雲が晴れないと思われても必ず晴れる日は来ます。
 今年もよろしくお願いします。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください