何だかピントの外れるコロナ対策

 これはすでにオミクロン株が騒がれだした今年の正月、京都、伏見稲荷の参道です。
 関西の一部鉄道会社は密をさける1月中の初詣をポスター等で提案していましたが、そんなもの誰もきかないで三が日は物凄い集中でした。関西の京都でこれですから、東京の浅草、明治神宮はじめ首都圏の有名どころの詣る場所の密や待ち時間は物凄いものになっていってます。
 私はコロナによる極端な規制には反対で、コロナな一般の風邪やインフルより少し警戒を強めたらいい程度と思っています。
 しかし、冬の寒い時期に人混みに出かけるのは元々良くないとは思っています。こんな初詣を何の制限も距離もなく許してるなら、本来もう何でもありということだったのではと思うのです。
 それが未だに水際対策で入国者は2週間の隔離、オミクロンの濃厚接触は入院隔離、大学受験も移動制限、別室とか特定の者にだけ細かい厳しいことを言っています。オミクロンがいよいよ流行り出すと、今度は恒例の飲食イジメ、東京は4人までの集まりにとする、感染地域は成人式の取りやめも決定したようです。。
 何だかやってることが矛盾とツッコミどころだらけです。
 厳しいロックダウンを打ち出していたイギリスのポリスジョンソン首相も、もうオミクロンには特別の規制はしないと明言しています。毎日10万人とか感染が出ても死亡者、重症者も出ていないので仕事や学校を制限して経済を止めないためです。
 毎年、人数を数えていなかった「風邪」や「インフルエンザ」の数を騒いで報告しているだけと、無視しだす人が増えています。そうなる方が危険な面もあるので、嘘っぽい煽りではなく、初詣や何万人というイベントは制限をかける程度ではないのかと思います。
 今回のまん延が米軍基地のある沖縄、岩国等から大きく増えていることも、米国軍人はフリーで入国していた。一般の出入国者が我慢し、長期隔離をしているときに何なのかと嘆く向きもあります。日米地域協定で難しいとはいえ、この問題を取り上げると右の方からそれは日米の緊密関係を妨害する中国側の陰謀だというトンデモ批判があるそうです。愛国心のある方は米国追従ではなく、是々非々で日米同盟、地域協定、あがり続ける防衛費負担にも注目していただかないと困ります。
米国だって中国や北朝鮮といくつも外交ルートのパイプあはあります。日本は金を産む打ち出の小づちで、ちょっと北朝鮮がミサイルを打てば米軍防衛費負担にも米軍人が何をしても文句言えないと思っています。
 せめてコロナのまん延に対しての責任ははっきりしてもらいたところです。そしてイギリスと同じくもうコロナとは同居して経済を上げていく時期が来たと明言すれば済むことです。

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