年金給付は下がる、社会保険料は上がるのが当たり前

 2022年度の年金支給額が「0.4%引き下げ」になることが、2022年1月21日に厚生労働省より発表されました。年金保険料は国民年金で2021年度の16,610円から2022年度は16,590円、2022年度は16,520円と漸減されています。
 最終的には凄く細かく難しい過程を経て微調整されてこの数字になります。コロナ禍での賃金低下、長引くデフレを反映しています。
 実際には2004年の小泉政権下で年金財政不安が問題となり、100年安心という改革がなされました。いわゆるマクロ経済スライド方式の導入です。少子高齢化でも年金制度が保たれるためには、給付割合を2004年から20年かけて年1%ずつ下げていき最終的には2024年には20%ほど当時よりカットするというものでした。
 断片的にはこの以前からの、グリーンピア大型保養施設の年金福祉財団の無駄遣いや、政治家の未納問題、消えた年金問題などが思い起こされますが、この改革の重要な点給付の段階的引き下げは国民ほとんど政治家にすら忘れられています。
 ここで日本は社会保障、社会保険料が毎年増え続けこれからも大きな負担になるが、さすがに現役世代の負担をこれ以上増やせば働いた給料から差し引かれるものが増えすぎてしまいます。働く意欲も無くなり、日本で頑張って働こうという人はどんどん減ってしまいます。そのためには保険料負担は一定割合で止め、やはり給付を減らすことに舵を切っていました。
 年金をもらっていた人がいきなり1割も2割もカットされたのでが、不平不満も出て生活に困る人も出ますし、政権は選挙に負けます。そのため20年かけ徐々に下げ、なおかつデフレ下は作動させず、インフレで本来年金が上がる年にだけ給付上昇を抑制するようにしました。このわかりにくさが、アダとなり結局デフレが長引きマクロ経済スライドはほとんど働かなくなりました。の年金支給額が「0.4%引き下げ」になることが、2022年1月21日に厚生労働省より発表されました。年金保険料は国民年金で2021年度の16,610円から2022年度は16,590円、2022年度は16,520円と漸減されています。 最終的には凄く細かく難しい過程を経て微調整されてこの数字になります。コロナ禍での賃金低下、長引くデフレを反映しています。 実際には2004年の小泉政権下で年金財政不安が問題となり、100年安心という改革がなされました。いわゆるマクロ経済スライド方式の導入です。少子高齢化でも年金制度が保たれるためには、給付割合を2004年から20年かけて年1%ずつ下げていき最終的には2024年には20%ほど当時よりカットするというものでした。 断片的にはこの以前からの、グリーンピア大型保養施設の年金福祉財団の無駄遣いや、政治家の未納問題、消えた年金問題などが思い起こされますが、この改革の重要な点給付の段階的引き下げは国民ほとんど政治家にすら忘れられています。 
 ここで日本は社会保障、社会保険料が毎年増え続けこれからも大きな負担になるが、さすがに現役世代の負担をこれ以上増やせば働いた給料から差し引かれるものが増えすぎてしまいます。
 働く意欲も無くなり、日本で頑張って働こうという人はどんどん減ってしまいます。そのためには保険料負担は一定割合で止め、やはり給付を減らすことに舵を切っていました。 年金をもらっていた人がいきなり1割も2割もカットされたのでが、不平不満も出て生活に困る人も出ますし、政権は選挙に負けます。そのため20年かけ徐々に下げ、なおかつデフレ下は作動させず、インフレで本来年金が上がる年にだけ給付上昇を抑制するようにしました。このわかりにくさが、アダとなり結局デフレが長引きマクロ経済スライドはほとんど働いていません。

この20年でもわずか4年しか引き下げはされず2024年もまじかという時期で1割程度の2%の給付削減しかおこなわれていません。

 かなり難しい論理ですが、マクロ経済スライドが働かないということは、年金財政悪化はほぼ放置して次世代へ先送り、それまでの年金受給者は過剰給付 もらい過ぎが続いているということです。
 人によってもらい過ぎとはとんでもないというほどしか給付を受けていない人もいます。しかし、元々もらっていた人の中には現役世代が羨む使い切れないほどの年金給付を受けている人も少なくありません。
 年金生活者と聞くと最近はプアなイメージですが、ひと昔前は優雅な感じでした。年金カットというのは今のマスコミや野党が煽る以上に複雑なのです。給付を下げる(それも0.4%)と騒ぐならそれこそしっかりした対案を出さないと成り立ちません。というか忘れられているだけで決まったのは15年以上まえのことです。
 介護保険料や後期高齢者の保険料や負担割合も当然ながら上がりますし、これも急な上昇を抑えるために暫定措置があったりしてほぼ毎年か2年ぐらいで漸増しています。特別徴収で年金天引きの方は確かに手取りは下がり、直近で食料品やガソリンなどが上がると厳しいです。 年金だけの生活というのは、シュリンクを覚悟してバッファを持たせていかないといけません。

 

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