在宅医療、訪問介護 大変だけど

 なかなか病院へも行けない人を在宅医療でケアするお医者さん。話だけ聞くと素晴らしい仕事であり、ドラマ等でもかっこよまた人情味にあふれて描かれます。
 しかし、実際には患者さんの家に行くのにはさまざまなリスクがつきものです。かと言って外来診療よりも高額な収入があるわけではありません。
 訪問介護も含めて、当然認知も進む人もいます。家族の期待が、クレームにつながることもあるでしょう。セクハラやパワハラ等、身の危険すらあり得ます。
 医師に比べ介護職はさらに低い賃金で激務をこなします。コロナ禍、一時の感染医療現場の看護師さんたちも大変なところでした。
 難しいのは看護や介護の仕事を極端に賃上げしたら人材が簡単に集まるのかというとそう簡単でもないようです。
 現実には介護や医療の保険料は上げられず、これ以上国の税金負担も増やせません。病院や施設の値段が上がれば入所者も被保険者も困ります。大幅な待遇改善は難しいのが現状でしょう。
 徐々にステップアップするような待遇改善を期待して、今は現場の頑張りと世間の理解を進める状況です。

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