子育て予算>防衛費  あとは高齢者の社会保険料をどう抑えるか

 それにしてもリアルな戦争の映像ばかり見せられると、重苦しいです。このような時代遅れの暴挙が早くオワコンと言われるようになって欲しいと切に思います。
 何だかウクライナ問題で急に日本のリベラルや左よりの人まで自衛隊を認め、安保でアメリカにすり寄り軍備防衛費増強、核共有まで許してしまいそうな風潮があります。ロシアや北朝鮮が攻めてきて、中国と戦う時どうするといきなり不安になり、アメリカにすがりたい。だからアメリカや欧州の世論にへつらうしかないのでしょうか。
 もう少し落ち着いて考えないと、今、日本は少子高齢で超高齢国にまっしぐらです。
 国破れて山河在りと言われますが、子供や若者がい無くなれば先に国体の維持が難しくなり、他国が攻めてくると言っても武器を持ち戦い戦闘機に乗る人がいなくなります。年寄りばかりに回る税金や社会保険料すら払いたがらない若者が、その国家を守るために命懸けで戦ってくれるとか戦うべきと思うのこそお花畑的楽観です。経済や経営でも古い慣習や法律、税制に嫌気がさして海外に出る優秀な若者が増えている状況です。
 今の日本がウクライナのような戦争はできないし、今後ますますできなくなる人口構成の時代になります。
 一定の防衛費は必要ですが、米軍の駐留予算含め、これ以上防衛費を上げることに意味はありません。国体維持のため先に必要なのは防衛費ではなく少子化対策です。
 
 日本はそもそも核を持たず非武装で、戦争放棄を謳った国です。国際紛争に巻き込まれることを事前に避けていくしかありません。
 幸いに島国の日本は領土問題や民族問題などで他国と死活問題で意地でも決死の争いをする必要はありません。自衛の軍備が貧弱でなめられない程度は持っても、驕って相手をねじ伏せれようと考え、相手を怒らせ追い詰めて暴発させてはいけないのです。


 確かに厳しい道で暴論かもしれません。 防衛費を抑え、過疎地に見切りをつけインフラも取り捨て選択して税金をまわせるところは集中していきます。尊厳死を認めるなど高齢者医療にもメスをいれることです。生活は保証しながらお年寄りの医療保険負担などを上げて財政を安定させていくしかありません。
 そして子供のためには大きなインパクトのあるインセンティブを考えるなど知恵を絞った施策を打ち出すことです。このままでは日本は残念ながら2050年にはギブアップです。
 お年寄りにはどんなに嫌われてもそこはやり遂げないといけません。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください