3回目ワクチン接種は無期延期します

 友だちも3回目接種の状況を伝えられたり、するかどうか迷っておられる様子の方もおられます。
 私は3回目は接種しないことにしました。個人としての選択です。
 実は家族の別案件での入院もあり万一の感染をしないため本来は先週金曜日に集団接種会場に予約を入れていました。
 ワクチン公務休暇予定でしたが、その前日から部署に陽性者や濃厚接触での離脱が続出してやむなくキャンセルしました。この情勢で次回を予約することもできず,タイミング的には子供の入院にも間に合わず断腸なのか運命なのかと思いました。
 厚生労働省のガイドラインに沿ってかかりつけ医と相談し、3回目のワクチンは受けないことに決めました。
 これは厚生労働省管掌の仕事をしている立場で、反政府でもなんでもありません。ワクチン接種するかしないかは、最終的に個人の判断と明確に接種券にも示されています。


 マスコミなどの膨大な情報とそこからの無言の同調圧力で、受けないといけないとか勘違いされ他人に強要するのは間違いです。
 昨日出勤してきた感染者の方も3回の接種をしていて40代後半の独身で真面目な公務員タイプの方で、きっちり感染対策していた人です。
 部署では他に3人、ワクチン3回接種1人、2回接種2人が感染しました。接種時に結構副反応でも休まれ抗体がしかりできていると思われた方がいともあっさり感染して苦しまれました。接種していなければもっと重篤になっていたとのロジックもありますが。オミクロンの重症病棟の使用率、ワクチン未接種の患者の重症率を見ると説得力はありません。
 私の十年来の主治医も率直に武漢ウイルスへの治験で認可されデルタまでの接種にはそれなりに多少は意味があったとは言われます。しかしオミクロンに関しては3回目の接種が、個人によりデメリット、リスクがベネフィットを大きく上回っている可能性があると言われました。
 クリニックでももう3回目のワクチンは打たないそうです。結構おいしい臨時収入で接種を続ける個人経営のクリニックもある中【打たない】選択をしたそうです。
 集団接種のように問診医も打つ看護師も行きずりで顔も覚えない流れ作業的なシステムと違い、町医者は良く知った患者ばかりを相手にし副反応やその後の後遺症も対応しないといけません。証明されるほどの因果関係とは別にして後遺症の残るほどの重い副反応の割合は決して少なくないということで、自分のクリニックの患者さんのケアは想像以上に疲れて気を使うそうです。

 アンチワクチン派の漫画家小林よしのりさんの『コロナ論5』シリーズ最新で最終巻。なかなか力作で重厚で、レビューは別の機会とします。
 そのなかに【日本政府が6億強のワクチンを契約をして使わないとさらに莫大な違約金を求められる。しかたなく3回接種や子供のワクチン推奨のバーゲンセールをやっている】とスッパぬき書いています。
 あながち嘘ではないでしょうが、あの非常事態でアベノマスクにしろワクチン契約にしろ、やらなかったら良かったとは思いません。仕方のない判断で裏目に出るときもあります。
 問題は国民の命と健康を守るために状況やデータの変化で止めるタイミングも情報公開すべきということです。
 『コロナ論5』の中に「オミクロンはただの風邪だ、この国には医者はいないのか」と嘆くコマがあります。
 しかし幸いに、私の周りにも、いくつかの繋がりの中にも「患者のことを思い、国策に反抗的にならないぎりぎりの線でうまい説明をされ、真実を告げる【医者】はおられます」
 

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください