沖縄が返還されて、今日2022年5月15日で50年になります。
私にとっては子供の頃のエポック的な出来事です。それまではドルを使って車は右側を入っていたわけです。
当時、次は北方領土だと言われましたが、そちらは何の結果もでず50年です。
沖縄、北海道は本州、四国、九州に比べると国境の意味合いは少し重い感じはします。沖縄の基地負担と基地依存の問題も根深く難しいです。
しかし、現在のウクライナ情勢を台湾有事にすぐ結びつけて、大国が軍事力でいきなり現状変更を迫るというのは日本に急に当てはめることは適切ではありません。
それぞれを切り離してよく考察しないと、ロシアにしろ中国にしろ理由もなく他国にいきなり攻撃をしかける狂った国家ではありません。
沖縄戦をはじめ、原爆や空襲の悲惨な体験の正確な記憶が消えかけていく中、しっかりした防衛は必要ですが、それ以上に国際情勢に干渉して紛争を誘発する必要はありません。
平和な観光とリゾートのイメージが強まった沖縄が、米中の対立の最前線となることは是が非でも避けたいところです。