在外邦人の選挙権、罷免権

国民審査の在外投票制限「違憲」 最高裁、国に賠償命令とのニュースが流れました。
この詳しい経緯について、私は不勉強で、すでに選挙権は比例ではなく選挙区でも外国からの投票が認められていることも、そういえばという程度の認識でした。
投票年齢が下がっても投票率は上がらず、多くの国民が最高裁裁判官審査のメンツがどんなメンバーで何をやってきたかを知らないし知ろうともせずに過ごしているのに、海外にこんなムーブメントがあることに正直驚きました。
 最高裁で判決が下りた以上政府は大変難儀しながらも選挙のたびに在外邦人に向け準備する体制構築が求められます。
 確かに憲法や権利と言われるとそれまでですが、税金が投入される以上個人的には無駄なコストだと感じます。
 私も海外に住む友人が何人かいますが、このこと自体よりももっと在外邦人に他国と比べて出入国や海外からの行政手続きなどで簡素化したり便利にすべきことは多いのではないかと感じます。
 たしかにこのモーブメントを起こした芸術家の方など、最高裁判事はじめ日本の政治や行政に関心の強い優れた方が海外の在住されているケースもあります。ただおそらく海外に在住している日本国籍の方、事情は千差万別であり、限られた財源の中で最もその人達が日本政府に求める要望を吸い上げるべきだと思います。

 日本のグローバル化という問題は、また別の大きな問題で、コロナ禍で水際対策を厳しくとり鎖国のような状態にしたことを問題にする人もいます。
 感染拡大という問題が、安直なインバウンド依存を見なおすきっかけになったのではとの見方もあります。それはまた別の機会としましょう。
 

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