
運転手や使用人がいる身分ではないし、旅も移動も自分で計画し、交通手段を選び、電車やクルマを利用します。今月で63歳ですが、久々の旅でも、日常の仕事でも「ヒヤリハット」命や重大事故ではないけれどちょっとしたミス、危険な場面。何度か経験してそれなりに反省しています。
元々、慎重とは言えない性格で、どちらかというと気がつけば身体は行動してモノにぶつかっているときもあるぐらいなので、これからはもっと注意が必要なのではと思います。
40代から50代、じわじわと身体能力が衰え、いろいろと体のあちこちにガタが来ているなと感じることが多々あるこの年代です。
もちろん未だに同年代でマラソンを3時間台で走ったり、衰えをあまり感じさせない人もいてこればかりは、鍛え方で維持することもできますし、それは個人差もあります。
しかし、体力や集中力、記憶力など自分は優れていると思う人ほど、衰えた時の対応が遅れる場合があります。自信過剰は禁物です。
典型的なのが、記憶力がいいと過信している人がメモをとる習慣やその発想すらないため、いざ物覚えが悪くなりだすと急にあたふたするケースです。
運転やスポーツ、長時間のフライトなども、いままで何でもなかったことが急速に衰えて危険な目にあったり、つまらない失敗をしたりしがちになることがあります。
私の好きな旅で言うと、若い頃は一人で長距離運転、青春18よろしく長距離鈍行シートで寝るのも苦でなく、エコノミーフライトで十分だったのが、グリーン車やビジネスクラスでないと疲労を感じやすくなってきました。移動が長いと循環器系など身体の不調や、失敗、交通事故や自然災害、テロなどトラブルの危険も増えます。それはいつやってくるとも限りません。
自分に言い聞かせながらも、旅や仕事、余暇の移動ももちろんいたわりながらやく方が老けないとは思います。
遠距離の通勤や、繁忙期の帰省、海外の往復は、ルーティンに組み込んでいるとやがて厳しい時期がくるのでどこかでライフプランの見直しが必要でしょう。