成田悠輔氏、ひろゆき氏に思う

 最近若者に影響力のあるイェール大学助教授・成田悠輔氏や、2ちゃんねる創業者で実業家のひろゆき氏のお二人のやや辛口な日本の未来、社会保障に対する苦言をつぶやいておられます。
かねがねお二人の海外からの鋭い視点はなるほどと思うときもあり、すごい論客とも思ってきました。若者にカリスマ的になるのもわかります。しかし海外に住んで、日本の政治や行政に責任のない立場なので、本当に建設的な意見にならず代替案にもつながらないのは残念です。
 ひろゆきさんは日本の少子化を相当揶揄した人口の減らし方のような逆説を述べていますが、もちろん真逆としても、財源にせよ優先順位のしろやっている政府官僚は大変な仕事です。若い柔軟な彼のような方が、税金逃れで海外で評論みたいなことだけせず、日本の未来のために汗をかくべきです。日本の政治にお金がかかるというなら、潤沢にもっているお金で政治家になり、お金のかからない政治体制訴えて欲しいところです。
 成田さんの話では「日本の年金は複雑、国民に気づかれないように負担を増やしている」という社会保険の煩雑さと実質破綻のゴマカシと先送りを述べていますが、俯瞰してみれば間違いではないかもしれないのですが、年金制度はマクロ経済スライドで公にしている係数のまま推移しています。手続きや見え方煩雑がでも、決して高齢者を見捨てるわけではありません。

 正直、お二人も全てが専門分野ではなく、忙しいので浅い知識での呟きも多々あります。
 とはいえ、このクラスの発想が今の日本の政治、経済、行政に必要ではあります。
 日本の政治がこの30~40代の論客に政治としての場を与えることはないわけですが、確かにこのクラスの人が本当に改革して推進できるとは思います、

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