停戦ではなく武器供与を続ける西側諸国

 ウクライナの戦争報道が毎日流れる中、西側諸国の報道としては、停戦よりもウクライナへの武器等の軍事支援に舵がきられています。
 当初は、ロシアの圧勝や、ロシアが早めに経済制裁でギブアップするともいわれていましたが、戦況は長引いています。
 早めの停戦は双方考えていないのか、遠くの対岸で評論、軍事支援をする国はいいですが、戦場になっている地域は悲惨であり危険なまま、泥沼化しています。
 ウクライナがもうすぐこれで巻き返す、勝つかもしれないとういうのであれば恐らく大きな間違いです。いわゆる武器商人、軍需産業が潤っているだけです。
 無条件や相手に有利な状況で停戦をすると戦争を引っ張った意味もなくなるので、矜持やエゴが錯綜します。しかし国際世論、国際法にてらすというのであれば、まずは停戦ありきで市民を守るのを優先にすべきです。今の時代、もう少し垢抜けた停戦の在り方が無いのかとおMぴマス。一度停戦し、その後で、国際法に違反があるなら経済制裁などの方法は残されています。
 このような状況で西側諸国が一方的に軍事支援を続けると、世界を二分した経済と軍事の大戦争に発展する可能性があります。
 そして、何より日本も沖縄や広島の戦禍の苦々しい思い出があります。あと少しポツダム宣言受諾が早ければ原爆で命を落としたり、原爆病になる方はいなかったのです。あるいは8月15日の降伏さえ反対した人は、本土が蹂躙され1億が玉砕するまで戦わないといけなかった民族存亡の危機は、政治の決断によるものです。

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