マイナポータルで選挙も

 今回の参院選は入院していて投票にいけませんでした。公示からすぐに不在者投票に行っておれば可能なタイミングもあったのですが、体調も悪くなりかけた時、まさかの緊急入院でその後も10日以上かかるとは思わずの体たらくでした。

 長期入院や入所の場合は事前に手続きすれば不在者投票できる仕組みはありますが、私の場合は期間的に無理だったようです。

 引っ越し等でも、投票機会をなくしたり、忘れてしまうことがあります。

 ただ、今回私は思ったのですが、マイナンバーカードの普及のためにもマイナポータルを使った電子投票を進めればいいのではないでしょうか

 現在は選挙会場への入場にマイナンバーカードは証明として使えますがそれだけです。

 不在者投票が増えたといいますが、その会場も増えて運営にもお金がかかっています。

 まずは会場にいけない人が理由を打ち込んでネットで不在者投票できるようにすれば、事前の投票会場などいらなくなります。

 ゆくゆくは投票自体をネットに変えて行けば、運営経費の大いなる節約になります。ネット環境の無い人が役所に赴き投票するぐらいにすれば不在者投票行政の事務は激減します。法律の改正は必要ですが、国も自治体も財政が厳しい中、毎年紙代も人件費も上がる選挙管理の費用をゼロにして、他のことに回せるのです。

 行政は既得の枠の中の予算をなかなか横に回しにくい組織ですが、これだけ財政難の時しかもデジタル化が叫ばれる中、それこそデジタル庁トップが強権的に進めるのです。

 印刷や紙の業者、投票用紙を素早く集計する機器を卸してる業者はじめ、死活問題のところはあります。役場や区役所や町内会長などにも手当など選挙利権があり抵抗や反対は予想されます。

 しかし、そんなことに毎回毎回回してるお金、税金は足りないのです。橋や道路、トンネルの古いのはほっとくわけにはいかないし、お年寄りの病気や介護にもっと費用がかかります。何か節約できるものがあれば、ズバッと切らないとどうにもなりません。

 もちろん、マイナンバーカードで住民票はじめ申請できることは増えましたが、そもそもそれ自体がマイナポータルででき紙がいらなくなることは多いはずです。

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