新型コロナ     全数把握事務処理だけが問題ではない

 感染者の全数把握について、政府は今の手法を見直し、医療機関に対し、症状など詳しい報告を求める対象を高齢者をはじめ重症化リスクの高い人に限定する方向で調整を進めています。4県で定点把握を始めているという報道がありましたが、医療体制崩壊を防ぐだとか今後のコロナ対応の方向としては本質的にはほんの一歩進めただけで、まだまだWITHコロナという感じではなく、日本中にまん延した風邪のような病気に対して、あまりにも過剰な対応をして自分の首を絞めている状況に変わりはありません。

 私自身、基礎疾患ありコロナの濃厚接触から、陽性で発熱などの症状ありでしたが、高熱にいたることもなく、自治体に報告し、保健所から2度連絡を貰っただけです。PCR検査を輸送でやり取りし検査結果をいただき、マイハーネスという登録したので、システム的には医療機関や保健所の事務手続きをあまり煩わさない定点把握後の対応とほぼ同じです。

 本質的な問題はこれで症状が重くなった時、医療機関にすぐに診療を受けられるのか、またそういう人が増えた時に、既存の診察や手術などが後回しにならないかでしょう。
 コロナを怖い病気、感染症といつまでも怖がるのならこの体制を波動的に強化することですが。確かにオミクロンは発熱はあってもその程度では入院するほどのことではないでしょう。高熱が続くと日常生活に困るから入院が良いというのは一般には常識ではありません。人口呼吸器ECMOなどを使うような重症化は基本ほとんどオミクロンからはなっていません。今後の変異でも感染力は強くとも、毒性が高まることはありません。
 2類から5類にすると、ワクチンや診察も患者負担が増えるという問題を言う方がいますが、当然のことでもあり、またワクチンを無償にする方法は何とでもあります。

 マスクは不要になり、ワクチンも重要ではなくなりつつあります。
 もうそろそろ報道番組から毎日はコロナのニュースが消え週一の定時報告くらいにする時期です。

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