個人旅行客が戻らないとまだまだ厳しい旅行関連業界

 日本政府はまだまだ外国人の自由な入国を許してはいないです。
 添乗員がいなくともツアーに限り、PCR検査は3回のワクチン接種に限りなしでも入国可能というとこですが、結局自由に個人が来ることは難しいのです。
 旅行の本質はTROUBLEありきの気ままなTRAVELです。外国人は団体ツアーより個人での旅行を重んじますし、留学やら個々のニーズに対応できないとグローバルな対象国からは外されます。もちろん感染拡大やテロなどに制限は掛けられる部分はありますが、ホテルや民泊、飲食、土産物やら含めた運輸、観光、旅行業界の再生はまだまだです。厚労族の方が国交族より力を持っているということでしょうか。

 小さい旅館や民泊、小売店から大手の旅行会社、鉄道や航空会社まで規模縮小やリストラ、倒産の話は絶えません。それは1カ月でも国の緩和が遅れると不幸な人が増えるわけです。国内需要にシフトすればとも言われますが、やはり一度計画されたインバウンド需要も戻らないとやっていけない事情はあります。そして日本の伝統文化、先進技術、民間企業の成果などを宣伝し、海外に紹介する機会を失ってしまっていることも大きいのです。

 どこまでいっても賛否はあり、どの程度のインバウンドが必要かは議論の分かれるところですが、鎖国が本意の方針でなければもう少しきめ細かく素早い対応が必要でしょう。

 

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