人間の脳も身体も薬と思っていても どんどん毒やゴミが溜まる

 人間の脳は基本的に足し算はできても引き算はなかなか自然にはできないそうです。
 何か、不祥事やミスが発生するとチエック体制や対処方法が追加されて、法律や稟議が厳しくなり、ミス自体は防げても組織が不活性になり、時間もかかり別のトラブルに繋がったり増します。ミスの原因を起こさないシステムの開発こそ急務で、余分なことを足すと人間が引くことができないので、かえって失敗をするのだそうです。
 たとえばお薬を処方されると、別の病気でかかっている医者の薬にプラスしてそれを飲み、何か調子が悪いと頭痛薬などの常備した薬も飲みがちです。
 痛みを和らげるには鎮痛剤など、咳が出るなら咳止め薬、熱なら解熱剤、鼻なら、、といった具合です。痛みや熱などは、自分の身体が弱っているので休んで回復せよというサインでもあり、あまり先々にこれを処方で止めると自然の回復力が弱まります。

 ましてや重大な飲み合わせもありますが、薬を飲み続けることは身体に負担を増やすことなのです。薬とは結局、少量の毒を身体に入れ自身が刺激を受けて、病気を治そうとする力が沸くようにするのです。ワクチンなどもさらに負担の多い、身体に脅威を与えて抗体を作り増やそうとするものです。
 腎臓の慢性疾患の患者は、ロキソニン系の鎮痛解熱剤は服用できません。その他の鎮痛剤にせよ、他の薬にせよ少しずつ腎臓に負担をかけることに違いがありません。
 日本人がハマりやすい薬漬け状態が続くことが、やがて糸球体という組織の経年劣化を呼び腎臓疾患に繋がり、透析に至るケースも多いのです。

 これでは薬を良かれと思って使っていて、身体を悪くする本末転倒です。
 薬、ワクチンもそうですが、メリットデメリットは端折って説明されると、単独の使用だけしか分かりません。長期にわたり併用された場合どうなるか、デメリットに上げられてメリットでカバーできると思われていたことが全て悪い方向に行くのです。

 もちろん病状を悪化させないため、絶対服用を忘れてはいけない薬はあります。しかし、それと別の薬、常備薬と足していった時の弊害は、一度利害のからまない薬剤師さんなどに相談しないといけません。利害のからまないと書いたのは、当然その病気の薬を処方した医者は結果を出すため、その薬を飲んで欲しい短期的なミッションしかないからです。
 生活習慣やらいろんな悪い方への知識や発想も無駄な毒として脳に溜まっていくのでしょう。

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