秋も読書 駅の名は夜明け #軌道春秋2

 読書の秋企画というので、沢山アップするつもりが、他にも書きたいテーマがあったり、映画化されたのを見てからとかで、結局冬になりつつあります。
 それはさておき、読みやすいおすすめです。時代ものでブレイクして他のシリーズのが著名な高田郁さん、関西では特におなじみなの作家さんで、近畿地方の鉄道も登場する現代もののいわゆるハートウォーミングな短編集です。

雑誌連載の長いシリーズで、一遍ごとに丹念に描かれています。偶然すぎるような出会いや運命もありますが、どちらかというと不幸で不遇な巡り会わせの続いた人が、奇跡的で心温まる結末を迎えるという感じの話が多いです。

 もちろん、鉄道マニアでなくとも十分楽しめます。

 読書はあくまで時間つぶし的な意味合いもありますから、特殊設定であれ、こういう市井の平凡な人の奇遇にせよ、あまり突っ込まず楽しむのがいいと思います。

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