犯罪組織の人間の心情

 連続強盗事件の犯人が検挙されました。最近は特殊詐欺なども日本人が海外に拠点を置いて携帯電話で日本人にアプローチするやり方もよく聞きます。

 組織的な犯罪集団、悪の集団というのはどういもので、関わる人の背景はどういったものなのかと想像してしまいます。

 生命や財産を奪われた人にとっては、許せない憎むべき人達ですが、その一人一人はどうしてこういう悪の道に落ちたのでしょう。
 宗教や国家は、教義や信条がありその目的のためやがて傍から見れば歪み悪に変わってしまうような場合はよくあります。すなわち、正義と信じているものが悪になっている。テロ組織などもそんな感じです。

 ところが、あきらかな詐欺や強盗殺人などは純粋に『悪』です。これが組織化され、リーダーやボスがいるのですから、昭和の特撮やアニメの世界のように思えます。人間は組織的な生き物なので、組織の命令には従順な場合が多く、従順に悪を行うことが優秀な組織員になります。

 悪の道に入る経緯は、貧しさなのか弱さや、脅迫なのか、そこにも悲劇があるのでしょうか。想像でしかありません。

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