2月 冬と春が行き交い、新年度への期待と不安が交錯

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 1年で最も日数が少ない2月なので、通常月末から何日前に始まったり、締め切ったりの仕事が前倒しされ慌ただしいところです。流通業など一部2月が決算のところもあれば、3月末の決算のところも決算前の忙しい時期です。
 新年度で職場、学校も含めて、新しい体制、場所へ変わることもそろそろ決まり出し、不安も期待もあるでしょう。未だに進路が決まらない不安もあれば、決まったことへの不満や不安もあるでしょう。

 どんなに年齢を経ても、春は新しい年度の始まりです。日本では新しい年は1月、学年は4月です。1年の計を慎重に見定めて決算するのが3月決算のようにも思えます。2月、3月は確定申告などその意味を含めて、検証の月でもあります。

 三寒四温と、暖かい日と寒い日を繰り返し、日が長くなり、春へと向かう季節でもあります。この寒暖とともに、期待と不安が錯綜し、気持ちが揺れる季節です。

 日本人はこの季節の変わり目を、雪から、梅や桜など自然の情景に重ね合わせて思い起こし、意識することができます。

 寒い地方だと、もうこの氷や雪は永遠に溶けないのではと思うほど、硬く冷たく量も多いのですが、やがていつかは溶けて春になります。その試練が冷たく厳しいほど、泣きたくなるほど哀しいほど、やがて春が来る感動は大きくなります。

 フリーランス、自営、有期契約の立場だと常に年度の不安はつきまといます。私もそんなものです。

 それでも風は冷たく、花粉も舞いますが春は来ます。

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