数奇な運命 人の天命とは

 この土日は、少し運命的に久しぶりに再会できた人がいたと感慨にふけっていました。AZさん、元部下に当たる人で、大きく変革のあった会社で変わらず現場で販売の仕事を続けていました。
 すごく頭がいいとは言えずむしろ逆であり、すごく美人かというと、どちらかというと狸顔の愛嬌はあるぐらいの感じです。子どもができて、直ぐに離婚して長くシングルマザーで、もう子供も成人したようで、苦労もしただろうが、明るくアッケラカンとしたところは変わらず懐かしかったです。こちらが元気をもらいました。
 シフトはおろか、どこの店を担当しているかもちろん知らずに、たまたま通りかかった土日の店頭で接客や休憩時間でない時に、話す機会で会えるのもなかなか奇跡的なタイミングです。そこは偶然の運命に感謝しています。

 同じく、元会社つながり、選挙結果を何気に見ていた新聞で、知った名前を見て確認すると、やはり元の同僚で大学の後輩にもあたるMHさんが、見事に市議会議員選挙に新人で初当選していました。
 今56歳、彼こそ数奇な運命で、2013年に家族が福知山の花火露天爆破事故に巻き込まれ、妻子が大やけどの重症、死者家族の救援など長年被害者組織の代表として訴訟の責任者でした。しかもK社の終焉に近い頃も、ご本人とは直接ではないけれども、実はある方を通じて私と共通する告発に参加していました。
 どちらかというとやや小柄で軽い感じの若手時代、研修帰りに駅で会話したのを覚えています。大きな災厄のあと、顔が変わったと言われるぐらい精悍で厳しい顔付きになっていました。そして、写真で見る限りやや柔和さが戻って、今回維新の会の新人として定員12のマンモス区で3位で見事に当選、定数12でも自民党の3番手や京都党、政46の新人が惨敗する中、壮挙です。
 政治家としてはこれがスタートで、これからの活躍を期待するとともに、数奇な運命を見て、私もまた前に向かいチャレンジする決意を強めます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください