女子ワールドカップサッカーをまさに今やっていて、準々決勝で惜しくもなでしこJAPANは敗退しました。一時期、世界一となり、国民栄誉賞までとってなでしこブームを巻き起こした日本の女子サッカーですが、人気や観客動員は男子に大きく及びません。放映権が男子と独立し、高騰した影響でテレビ放映が危ぶまれていたくらいで、日本の女子サッカーの基盤はゆらぎ,厳しいものになっています。
今回の代表チームも危機感も持ち、良く練習していいプレイを見せましたが、優勝には届かず残念でした。しかし、優勝をしても一過性な盛り上がりで、定着した人気を日本で得るのは難しいような気はします。
私は個人的に思うところで、身も蓋もない話ですが、女子のサッカーって正直見てて面白くありません。女子のスポーツで見て面白いものは他にいくつもある中でサッカーは女子に合ってないないのです。
ナショナリズムで日本代表と聞くとあまりルールや戦術、技術面分からないスポーツでも盛り上がれる人は、それなりなのでしょうが、結局そういう人気では、普段の国内リーグや外国同士の戦いなどはもちろん不人気で、底辺の拡大につながらないのです。とくに私は大昔のサッカー少年だっただけに女子のサッカーって、頑張ってはいるものの、迫力にも欠けるし、技術も今一つで何となくバウンドしたシュートが入って得点だけそこそこ入るという感じでスタジアムでお金出して見たいと思いません。日本が体格差で外国に圧倒されるのもそうですが、そもそも男性と同じサイズのピッチでは大きく見劣りするのです。
女性らしいというプレイスタイルはないとは言いませんし、男子にない動きもありますが、正直なところ高校生ぐらいの男子のサッカーに比べても劣る点の方が多いのです。
これは女子のプロ野球でも同じです。広すぎるフィールドに対し、パワーやスピードが足りないのです。
FIFAは、女性のサッカーをこれからも人気が伸びると見て、男子との抱き合わせをやめ単独で放映権をしかも3億ドル目標まで引き上げて、盛り上げようとしています。日本はそのお得意さんのようでしたが、さすがに民放連も今の女子人気では買えずで、放映ナシ寸前でNHKが買わされたのか、買い叩いたのかだそうです。
アメリカでも人気低迷の女子サッカーを世界的に盛り上げるには、私は今さらながら根本的なルールなど、競技そのものの見直しが必要かと思います。女子で野球よりソフトボールが人気もあり競技人口もそれなりなように、女子のサッカーは男子のサッカーとフットサルの中間ぐらいのフィールドにして、人数、時間、ルールも再考します。動く範囲が小さい方が女性の細かなプレイが映えて人気も出やすいでしょう。
プロリーグ結成して大会場を借りて1000人平均では話にならない状況です。あえて男性と同じに拘らず、スポーツとして革命的に進化させる方法を考えればと思います。