アクリルにこじゃれたプレートの表札、セキュリティの番号を知らないとノックもできない住居が増えたました。火事や老朽化による建て替えで減りましたが、それでも未だに木造の長屋や安っぽいモルタルやコンクリートの〇〇荘というのも近所にあります。
タイムスリップ?もののバブル期や昭和末期でもなく、もう50~60年の築年数でしょうか、本当に吸い込まれてタイムスリップすうような雰囲気のところもあります。
職場でも、同窓とかでもやはり昭和生まれは、なかなか今のハラスメントや、コンプライス違反が肚にははいっていません。
完全なダメオヤジというか、突き抜けて昭和のまんまと言う人もいますし、意外と厄介なのは、表面的には理解しているけど、結局はもう今はそれでもアウトがわからない人です。
若い世代に理解のある先輩、上司であろうとしつつ、「私の時代はこうだったけど」を、ついついいってしまいます。時代の史実だけなのが良そうそうですが、結局は「昔のようにサービス残業なないから、ラッキーな世代だよね」「ネットで検索したり、コピペするのが当たり前なんだろう」のような言い方はエイジハラです。もちろん、若い世代にオヤジ狩りのように、無能扱いされる逆のパターンもエイジハラですが。露骨な高齢者いじめがないとしても、それはそれで高齢に気をつかうことで、職場の効率も下がります。
「あの人、前部長やったけど、今再雇用で何にも仕事できないで、たまに「どうや」とかお菓子もってくるだけで、影では「忙しいときにファイルの開き方とか初歩的なことで何回も時間止めるし」「退職金もらってアレで、パートの何倍も給料もらってるんよ、正社員は優雅な会社よ」昭和の激動を乗り切り、雇用延長後はヒラに落され、給料は半分以下でもそんな言われ方をされています。
デジタルに追いついている人はまだマシで、WINDOWSの発売から、ワープロソフトや、パソコン通信の歴史を語れるような人はまだ重宝されます。スマホ世代で、ワードを卒論でやっただけで、Excelも全く知らない大卒世代が増えていますから、ビルゲイツ世代の私たちが「年齢だから」と若者に劣るわけはなく、そこは私は強く反論させてもらいます。
デジタル化についていっていないでも、逆にやはり、若い世代が経験していないいろいろな苦労をしてきている世代ですし、企業や社会を支えてきたのが高齢者です。
65歳なのか70なのか75歳なのかは別として、この世代もいい人も悪い人もいますので、世代で括って高齢者とするのは不適切としたいです。