コンビニスイーツに笑顔の老夫婦

 太平洋側は梅雨時で雨が止んで晴れたら晴れたで、独特の蒸し暑さがやりきれません。
水無月を食べた日の後、勤め帰りにコンビニから出てくる老夫婦が出てくるのに出会いました。嬉しそうにプリンとフルーツの入ったスイーツを買って帰られるようでした。
 かなりの年齢で、そうお金持ちにも見えない身なりで、かつやつれてもおられない。何かとびきり奮発、冒険して「美味しそうなのを買ったぞ」という感じの笑顔満面なのです。それが和菓子でもなく、こじゃれたパティシエのいる洋菓子店でもなく、コンビニなのが、いろいろ想像できてこちらも微笑ましく見ていました。
 見たところ後期高齢者でそろそろ介護のいるようなご年齢でした。それでも徘徊ではなさそうで、デイサービスなどには行かれていても、そこから自力で帰れそうなそんな元気そうなご様子、仲睦まじい様子も素敵で、見てるだけで少し爽やかな気分になれました。

 高齢になると、介護人だとか役人などに「かまって欲しい」それでも何かと上げ足を取る、自分のことは棚に上げて「大声で若い者を叱責する」という不快な方もお見掛けします。
 役人のサービスにしろ、誰かの支払う税金ですから、自分が若い頃頑張ったから当然の権利みたいに横柄な態度は見え隠れしやすいものです。
 そういう態度が結局まわりを不愉快しするのがご理解ができない残念な方も多い中、笑顔のあのお二人の爽やかだったこと。
 高齢者の方も飛び切りの笑顔で、美味しそうなスイーツを食べることで「むしゃくしゃしても、人に当たらず食べれば元気になる!」のです。

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