役人はわざと難しい言葉を使うのか

  日本語というのは、漢字にしろ言葉そのものにしても本当に種類が多く、組み合わせは無限かと思います。
 業界にも、それぞれ用語が多く、次々と外来語やらIT関連の言葉も浸食してきています。
 それぞれ、業界には特有の言葉があり、略語もあって、一般の人が聞いてもわかりにくい音は多いです。
 店舗などで、お客様に聞こえてもダイレクトにわかりにくくする暗号のような場合もあります。トイレで席を外すなどをAとかBで伝えるなどですね。
 市役所で保険年金の仕事をしていても、「生保」というと生命保険の事かと思いきや、その組織内では「生活保護」の意味だったりしました。
 年金や雇用保険の手続きなどの、言葉もやはり難解ですし、年度や期間などもわかりにくいです。社会保険の年度は所得の確定を待った8月始まりとかですし、それを平気で年度にしてしまいます。
 法律や行政手続きは、弁護士や〇〇士などのお世話になりますが、まず日常生活で使わない言葉から入らないといけません。裁判に関してはもう日常の一般で使わない用語、書けない言葉がいっぱいです。「しかるべく」なども普段の生活で使うと、変人です。

 それでも、役所の方などは、わざと難しくして特権をむさぼるようなつもりではありません。真面目に目の前のことを丁寧に間違いなく、決められた通りやろうとされています。それだけにますます厄介なのですが。

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