どこでも いつでも 「のび太くん」

どんなに勉強ができなくても
どんなに喧嘩が弱くても
どこかに君の宝石が
あるはずだよ。

その宝石を磨いて
魂をピカピカに
磨いて魅せてよ。

 先日、高岡市で少し時間があったので、藤子F不二雄さんが出身地ということで、ふるさとギャラリーという美術館に併設された記念館のような施設を訪れました。
 原画などとともに、藤子先生が幼少期まさにドラえもんの「のび太」のような勉強もスポーツもできないいじめられっ子で、マンガは好きで夢だけを追いかけていた話に少しジンと来ました。
 昭和にはどこでもあった、土管のある空き地や、寝そべることのできる原っぱ、今では地方でも公園でないと遊べない時代で、めっきり小学生ぐらいが集まって遊ぶ姿は見かけなくなりました。
 そんな子供たちにも、もう3世代ぐらい続いて、毎年のようにリメイクも重ねて、勇気と感動を与えてくれるドラえもんの映画があります。
 最近は何周目とかタイムワープのドラマや映画も増えましたが、元祖タイムマシンの登場する作品。
 SFの先駆をいった他の作品とともに、科学知識が広く知られていない時代に、藤子先生の偉大さというのか、才能の豊かさに感心しました。コツコツと努力された姿を振り返るように観れて、この人もまた時を何周もかけておられるのだなと思いました。

今の時代が気にいらないと
こぼしてるだけじゃ
なんにもならない。

僕らの住んでいるこの時代を
少しでもよくするため
がんばらなくちゃ。

君はこの先 何度も転ぶ
でもその度に立ち上がる強さも
君は持っているんだよ。

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