戦中戦後すぐではなく、平成の時代でも海外の家族や友人とやり取りするには時間もお金もかかりました。
肉声を聞くにも国際電話は高額な料金で、写真を送るののもエアメールでした。
ようやくインターネットというものができたと思ったら、最近はさらにイッキに加速して遠距離にやり取りも便利になりました。
戦中は出征した兵士は家族の白黒写真1枚を眺め、「会いたい戦場から早く家庭に戻りたい」と本音を書いた手紙は検閲され出せませんでした。
今は、子や孫のアルバムも動画も際限なくアプリやらでリアルに近く見られます。
無料のアプリ、サービスも増えています。広告さえ我慢すれば、どうやって開発の採算をとるのかと思うものが山のようにあります。やはり民放テレビ、無料動画とかと同じで、広告で儲けているのでしょう。
動画サイトや、配信サービスも最初は無料や廉価に登録者を増やし、目玉のコンテンツをだんだん有料にもっていき、サブスクの契約も増やしています。
タダだと思って習慣づくと、ここからは有料と、ゲームでいいところで武器や命を買うのに課金するのと同じになります。
ただ、かつてはなかなか手に入らなかった情報を入手すること、勉強をする方法などが少々広告をガマンすれば簡単に入手できる時代になりました。そこも戦前や、高度経済成長期などとは大変な違いです。
電脳犯罪、電子詐欺での破産などかつては考えられない悲劇も増えています。
いつの間にか、搾取されるのもまた悪質な時代ですが、しっかり見極め賢くツールやアプリを使えば便利な時代ではあります。