旅の途中

 確かに、旅は非日常のために少し、お金と時間は必要です。

 しかし、鈍行列車や徒歩の散策でも非日常を味わうことはできます。

 全国各地を出張や旅行で行ってたつもりでも、通過したり、滞在はしても、観光もしてないとか、県庁所在地だけとかでした。

 飛行機、特急や新幹線を使わないと言っても、昔の人が歩いて1日かかった所を電車や自家用車で十数分で通り過ぎます。

 海外行くのも、昔は何ヶ月もかかりました。江戸時代までは、今の宇宙旅行なみに普通には行けないものでした。地に足をつけて歩かないと、結局移動の意味が薄れるとも思います。

 通過駅が多くなると、そこの旅情は薄くなります。車窓からと言ってもスピードで見えなくなったり、見落とします。飛行機で上空を飛ぶのと変わりません。

 非日常という面では、今までしたことのない経験をすることですから、わざわざお金をかけて移動しなくても気持ちでてきます。

 近くでも行ったことのない寺社仏閣、ミュージアムもありますし、ボランティアなどをやってみても新鮮です。

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