目の前で誰かが倒れてしまったとき、
あなたは助けることができますか?
特別な資格がなくても、誰にでも行えるのが応急手当です。
万が一の緊急事態に備えて、適切な応急手当を学び、
日頃から身につけておきましょう。
とういことで、職場の輪番に当たり、総務省消防局の応急手当WEB講座を受けました。
町内会の消防と体育は大変なので避けてましたし、田舎に転勤しても消防団なんてまっぴらごめんでした。消防訓練は消火器の使い方を覚えれば何とかで、救急はめんどくさく感じていました。
まあ半分イヤイヤ、スキマ時間に受けた講習ですが。ためになりました。救急車は来る時間は地域にもよりますが、有料を検討するなど年々遅くなっています。
都市部では渋滞でなかなか来ませんし、田舎は消防署との距離もあります。
救急救命士が来る前に、近くのAEDを使い、人工呼吸や胸骨圧迫をやれる人が増えれば、突然死や、重篤な後遺症になるのも防げることがあります。
救急車が来るまでの数分、少しでもできることがあれば、大切な人を守れますし、他人を守るということは、巡り巡って自分も守られるということです。
そんな機会に巡り合う確率は低いと思われますが、危機管理、保険的なものは低い確率のリスクへの備えです。応急処置やAEDの操作や知識などは誰でのタダで身につけられます。町内会に必ず一人ぐらいは詳しい人はいるでしょうが、いざという時その人が救急車より早く立ち会ってくれる確率はさすがにゼロ近似値ぐらい低いでしょう。おろおろと救急車がくるまで数分手をこまねいて見ているかできることはやるか。親兄弟、家族も友達も高齢になれば、そういう場に出くわすことは増えます。また自らの周りの人にもこの知識や意識を広めることも大切です。