10年以上前になるのか、当時まだ珍しい感じで、定年再雇用の契約で先輩社員が来られました。
部下というか、お手伝いで使うので、腰は低い姿勢は見せられても元部長でプライドもあり、それなりに気を遣いました。頑固な面と、オヤジの面白さ、とんちんかんなところもあった人でした。
釣りと時代劇の再放送を観るのが、定年後の楽しみということでした。地上波再放送を楽しみに帰宅されていましたが、動画サイトや配信でいつでも見れる時代にどう過ごされているでしょう。
過去の時代劇やドラマ、アニメや特撮なども、当時世代向けにどんどんピックアップされて、もう一度見たいと渇望していたシーンが簡単に見られる時代になりました。ソフトの取り寄せもカンタンです。
それでも、過去の映像に取り込まれるのはなんだか進歩が止まるような気がします。配信っや動画サイトの誘惑にかかる時間も、冷めて見ればもったいないものです。
明日の希望を失うと、人間は過去の思い出ばかりを振る返りたがると、誰かが言っていました