いつもギリギリにダッシュする人と余裕で待つ人

 私の家は、比較的交通至便で、地下鉄の確実に座れる始発駅に徒歩5分、やはり徒歩4分ぐらいで、市街地や郊外をつなぐ路面電車のようなローカル電車の駅に行けます。
 毎朝の通勤も便利で、新幹線での通勤時代もそう苦にはなりませんでした。

 休日には観光地の乗換駅になるところですが、朝はやはり殺気立った通勤、通学に向かう感じの人もいます。
 対照的なぐらい、特徴的なお二人のご近所の方がおられます。
 毎日、私のマンションのすぐ近くから汗だくで猛ダッシュして走りゆくおじさん。まるで、昔の吉本新喜劇の谷しげるさんみたいで、「よっこいしょ…は、いそがし、は、いそがし」という一発ギャグを思い出します。
 もう1分毎朝家を早く出たら、そんなに走らんでもと思うのですが、完全に習慣になっているのでしょう。
 私もたまに猛ダッシュになる時はあります。
 いつも、見かける方で、もうお一人はスキッとした印象で、余裕で私より早く進んで、ホームで私が乗るより1本遅い電車を待っておられるようです。

 会社や学校、待ち合わせ時刻にも、余裕でかなり前に着くタイプとギリギリにある人、ケースバイケースの人、さまざまでしょう。
 余裕を持ったつもりでいつもギリギリになる人、ビジネスや公式な場は遅れないが、家族や友達にはルーズな人もいます。

 どちらが良いとも言えません。余裕のある人には、当然ゆとりを利用して準備をしたりリラックスして本や音楽を楽しんだりできます。ギリギリの人は逆に言えば、貪欲に他のことをギリギリまで楽しんだと考えれば,プラマイはゼロです。

 しかし、私は時間に遅れること、他人の会えなくなること、他人の時間を奪うこと、事故を起こすことを考えると、やはり時間には余裕を持っていくのが正解だと思います。その通りにはなかなかいきませんが。

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