
政党とか政治信条はとりあえず置いておき、民主主義の劣化とかそこまで大きいことでもなく、選挙がはじまるたびに、今の選挙のやり方、無駄をなくせないかと思います。
小選挙区比例代表制とか、多少つながりはありますが、そこまで書くのも長くなります。
とにかく選挙にムダなお金をがかかりすぎるのを、まずは政治家の中で誰か鶴の一声で止めさせられないモノかと思います。物議をかもした文通費でもなかなかですが、声を上げないと変わりません。選挙の経験者がこぞって無駄を指摘しないと変わりません。
公職選挙法は少なくと改正しないといけないでしょう。政治とカネの大部分は選挙にかかる有形無形のお金です。
もうたぶん70年以上の、この写真のような木の板と柱でポスターを貼っています。小学校や役所の前に、選挙が告示される前にいきなり現れます。
「こんなもの必要ですか。しかも紙のポスターを一人一人の陣営が貼るのです。このスペースをう怪しげな広告、売名に使った党が先の都知事選では問題になりました。
確かに、広告に利用されるほど、目を引くのは分かります。ターミナルなどならなおさらです。それでも、どの候補も同じように貼れば効果に差はありません。もちろん、貼られていないと泡沫扱いのような印象を与えかねないので各陣営、一斉に必死に動員をかけて貼りに回ります。そのお金、安くはないでしょう。
今は民間でも紙のポスターは下火で多くのバス停やショッピング街で、デジタルサイネージを使うケースが増えています。
選挙公報や政見放送はそのままでも、ポスターや選挙カーにお金をかけるのは無駄だと思います。
選挙カーでの、候補者名連呼が、無駄以上に迷惑なのは言わずもがなです。
公平に「原則禁止」と法律で決め、人口比でデジタル掲示板、未導入で不可能なところだけ暫定的に紙のポスターを選挙管理委員会が貼るでいいと思います。
選挙にお金がかかるからと、お金を集め、襟を正さないなら、せめて少しずついらないお金を削らせましょう。それでもお金を集める人はおかしいと思われるようにしないといけません。
この木の板を毎回作る業者に払うお金もハンパではありません。市役所や区役所、役場の人も選挙は一大行事で休日や深夜の出勤にもなります。それも税金の無駄が多いのです。
次の大きな一歩は選挙そのものが要らないほどの改革でしょう。民意を知るのは、そろそろ今のやり方ではなくてもできます。しかし、まずは誰もが無駄だと思う、紙のポスターと宣伝カーの廃止からでも進めましょう。