(画像は日本経済新聞)
オークションや金券ショップを利用したことのある方は結構おられるでしょう。
スポーツやライブイベントのチケットや、株主優待券、切手やJR切符、映画観賞券などが正規の値段より安いか、あるいは手に入りにくい、いわゆるプラチナチケットは高額でやりとりされています。
闇バイトのような、殺傷や強盗ではないですが、犯罪すれすれのところもあります。
犯罪かどうかはグレーですし、通常の店舗を構えている金券ショップ、定価より安く変えるとか、平日の朝に電話などできないから手に入りにくいチケットが手に入るなら、多少怪しげでもオークションに高額を支払ってもいい人もいるでしょう。
しかし、正義とか善悪を厳密過ぎるわけではないですが、少しクイズ的に頭を働かして、経済いえ算数として考えて下さい。
金券ショップで、定価より安く変えるこの差の金額って、そもそも誰のお金でしょう?
あるいは、安くして売ってるはずなのに、金券ショップは店を構え従業員に給料を払ってどうやって儲けてるのか、その儲けはどこから出てくるのか? これもお金が沸いてくるわけではありません。
お金が動くことによって、儲かる業者があり、その差額を負担している人がいるはずです。そして、それを無意識に助けていることを考えてみてください。
それは、年賀ハガキ20枚でも同じことです。正規でないルート、価格にはなぜ?誰が?と思う感性を持たないといけませんし、結局は大きな不正、巧妙な不正をつけあがらせることになるのです。