兵庫県知事選 ネット対オールドメディアの対決?真実は一つ明らかに

 兵庫県知事選、もうこの日曜に迫りました。選挙としてか過去ないほど注目され、投票率も最近の国政、地方選に比べ飛びぬけたものになりそうです。
 しかし、死人に口なしで、県民局長が自殺してしまったとはいえ、その原因に関して報道が180度違う、そして訂正するのを良しとせず開き直るとしたら、本当に日本のマスコミは何のための存在なのかとなってきます。

 結果は、もちろんまだわかりませんが、兵庫県ローカルの話題としてあまり注目されていない方もおられますが、今やネットのかなりのインフルエンサーが元知事を応援して、マスコミや既得権益者の問題が浮き彫りになっているようです。
 マスコミの当初の報道では、多くの方がパワハラやおねだりを信じ、斉藤知事の辞職は当然だと思い、何でまた選挙に出てくるのだと思っていました。しかし、自殺した県民局長はどうやらパワハラが原因ではなく、長年不倫を重ねていた事実が公用パソコンから出てきているようです。バッシングの内容の多くが事実無根の捏造ではないかという話が浮かびあがり、それを騒ぐネットと、スルーを決め込む大手マスコミで大きなギャップができ、対立構図ができています。

 しかも、テレビ局などいわゆるオールドマスコミは、元尼崎市長の稲村候補を何とか知事にして、斎藤知事の改革路線を止めようとして、各市長、立憲民主や共産から、自民公明まで全ての党が呉越同舟で必死に無党派になった斉藤元知事への攻撃を繰り返しています。

 国会でもそうですが、共産党なども本当にいざとなれば現場では既得権益を握った抵抗勢力です。なぜなら国会そのもの国会議員というものが既得権益にまむれ、定数も歳費も文通費さえ減らせないし、献金も政治資金も一向に改善されないのです。

 本当に改革できるのは、既得権益と繋がりが無い人です。それでも早急に改革を進めると、斎藤知事のようにあることないことつかれ、謀殺されるのです。
 ネットも全てが正しいわけでもなく、また正しくても勝てないと、結局善戦では知事になれないならただの人で終わります。
 東京都知事選でも、いざとなれば、既存の力を根底から覆す勢力には、マスコミは既得賢者と組んで全力で潰しにかかります。あからさまな違反でなく、あたかも刷り込み刷り込みで、いろんな情報を操作して手段は選びません。

 マスゴミとも言われ、劣化が話題にもなりますが、所詮は昔からそんなものです。長いものに巻かれ、権力に媚び、自分の既得権との結びつきには執着します。
 

 兵庫県知事選挙に限れば斎藤元知事が負けるとしたら、一応革新の尼崎元市長なのですが、少なくともどちらが勝つにしろ、今回の真相はちゃんと表に出さないといけません。勝ち負けだけが報道ではないのです。
 関西のマスコミも、関西の枠の中で既得権を得て、情けなくだらしないところが多いです。他人のおねだりなど、批判できるような存在では少なくともないです。少なくとも真実をちゃんと報道し、間違っていたらちゃんと訂正することです。勝ったから全て正しいとかではないはずです。殺人事件があったとして、それは証拠や論理で解決されるはずで、選挙で勝てば犯人ではないとか、禊ぎが終わるものではないのは、少し考えれば分かることです。

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