きれいになっていた後輩 プチプチ恋バナ

 未來しか見えず、過去はすぐ忘れる。あんまり、昔を振り返ることはしない方なのですが、都合よく忘れたように思われることが多いです。忘れていたことを、偶然急に思い出すこともあります。

 ちょっと、黒歴史、個人情報的な部分もあるので、いつの時代かは言えませんが、年齢的にはもちろんだいぶ年下の後輩になります。

 一目見た時から、かわいいのですが、ちょっと目の特徴があって、色白でスタイルもいい方でした。その目の特徴、両の目蓋が、ちょっと常人離れしたので、悪いとは重いつつ思わず二度見してしまう、たぶんこの人はコンプレックスにいなるほど、ずっとそういう目線を感じ続けたのだろうとは思いました。学生時代から地味で、暗い人生で死にたいことも何度かあったとか、片思い、失恋も多く、離婚も経験したそうです。

 離婚経験がある独身の方ですが、たぶん私にすごく好意を持って接していただいたのですが、誤解というか行き違いがいがありました。
 私も誤解を産むようなことをして、ちゃらっとしていて若く独身に見えたのでしょうか、バツイチっぽく見えたのかは分かりませんが、既婚者です。遊びでもある段階以上はお付き合いできずに、残念な結果となりました。二人同時期にその職場を離れました。

 それから3年、あるところで、エスカレーターですれ違いう美しい彼女、目蓋を手術されていました。目を合わすまいと思うものの、彼女の変化にまた思わず二度見してしまいました。私に気づき少し気が付いて微笑んだような感じでした。あるいは、勝ち組に回った自信のようなものが、顔に出ていたのかなとも思います。

 ホクロをとったり、鼻を高くするとか、頬を削る、皺を取る整形はいろいろありますし、二重瞼もよくありますが、彼女のあの変化は劇的でした。

 親からもらった顔にメスを入れて直すのは、あまりいい行為とは思わなかったですが、いろいろテレビで見る女性のタレントやらでもそうなんですが、やっぱりルッキズムって蔓延しているなあと思いました。また、彼女にとっても悪いことではないと感じました。きっと、彼女は幸せです。

 何かのきっかけで天使が舞い降りるようなときが来たのだと思いました。そう人生は悪くない。

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