昨日、大日本紡績→ニチボウ→ユニチカと名前を変えた会社が大幅な収支改善のため、経営陣の交替と、繊維事業からの撤退がニュースで流れました。 1964年東京オリンピック、女子バレーボールで金メダルをとったニチボウ貝塚の選手や、同様に2005年に繊維か撤退したナレとともに懐かしいカネボウ長浜工場に在りし日の映像も流れました。
2005年当時、カネボウの解体を知る身には懐かしくも切ない感慨と、遡れば日本の時代の流れを感じます。
これは1962年の十代紡と言われた天然繊維、綿紡績会社の標章、看板か新聞公告のようなもののようです。三大紡が鐘紡、東洋紡、大日紡と言われることもあります。
日本の近代化を支え、戦後間もない頃まで日本の復興を支えたのは綿紡績で、繊維産業がその工場の女子労働者の汗水たらした力によるものでした。
103万円の壁や、在職老齢年金の問題、兵庫県知事選のSNSでの公選法違反疑惑など書きたい内容も多い中、テレビメディアもいつかは、完全にネットの下になり、こんな感じで、2024年のキー局とか懐かしまれる時代がくるかもしれまえん。
栄華を極めて、各県にも次々に系列局を増やしたテレビ局も、もう広告料でネットに負けました。それだけ、誰もみていない儲からない業界になっているのです。そのベンチャーやIT企業も競争も変遷も激しく、早くも初期の勝ち組は衰退している場合が増えています、
産業で見る時代の変化は面白いです。今の若い人は40年50年、勤め上げる業界を探すのは難しいでしょう、それは昔も今もそう変わりません。