テレビの時代がネットに広告料でも追い抜けれて終演をむかえたのは昨年のことです。
そして、今年トランプの復帰、直近の兵庫県知事選と、報道でも趨勢を見誤り、誤報道ともいわれ不信を抱かれて、テレビをはじめとしたオールドメディアは完全敗北しています。自民党総裁選でもこの傾向はありました。
もちろん、ネットニュースなどにソースを提供しているのも新聞社やテレビ局でもあり確かに、政府や、警察や、国会や、検察、大企業、芸能プロの番がおり重要なソースを抑えています。
かつてテレビが台頭しだした時、新聞がテレビ欄を裏1面にもっていき、共存と延命を図ったのと同じく、テレビ局はネットにもニュースもドラマも配信しています。すっかり発行部数も減り、若者に見向きもされないオワコン「新聞」も何だかだとマスコミの中央にいるやり方は同じです。
まだら模様で融合、一体化もはかっていくでしょう。
しかし、テレビ電波のように独占をして莫大な利益を産み、利権のために政治と結びつき、政治をも動かせるほどの力はさすがの衰えたなというのが、今回の兵庫県知事選でもあります。
ちょっとした事件や災害などの画像が、記者よりも一般の方の方が早いですし、検証さえできれば、大手マスコミも投稿者スクープを採用しています。
ネットは、大手の配信も海外を始め真偽い入り乱れても、多くの情報が早く大量に流れますもう、見る側はテレビの地上波ニュース番組だけでなく、ネットで検証しているのです。
今回の選挙でオールドメディアたる大手マスコミは、自分たちが攻撃した前知事がネットの力で勝利したことに憤って、逆切れしてネットは「信用できない、フェイク、デマが多い」と、恩着せがましく注意していますが、ネットの進出は今に始まったことではありません。
「デマが多いのも事実、オールドメディアが報道しない真実がある」からネットが指示されており、この傾向は前回の参院選あたりから、ネット政党も議席を取り、都知事選で石丸候補が予想以上に善戦して既存の立民の候補より上の2位で現職を脅かしました。まだ、完敗するまでは、何もネットがデマだと騒がなかったのが今回うるさく恩着せがましく言うのはいかにもオールドメディア側はプライドを傷つけられ危機感を持ったのです。
じゃあ、新聞やテレビは嘘をつかず、デマもなく、キチンと報道してきたのでしょうか。そうではないからあれっ?と思う人がネットの「ニュース」や「情報」で確認し、インフルエンサーの見解を見て確かめているのです。
テレビが嘘ばかりだったことは過去からのヤラセや捏造、ステマでむしろ知っているのです。
今はそれはいいも悪いもネットでも出ます。
ネットは官僚や警察、大企業など権力に結びつくから、【真実が曲げられる】【事実が隠される】のです。
恣意的な報道になり、一度ストーリーを描いたら、冤罪だろうと、池に落ちた人物は人権無視で徹底的に再起不能、人格崩壊まで攻撃するのです。
逆に権力に守られた側の人物は、旧ジャニーズがいい例ですが、政治に拙い情報、官僚や政治家の中枢には忖度、自らの協定で、絶対に名前も話題にも出ないよう隠されます。
ネットが情報を流しても、よほど盛り上がらないとテレビは無視の時代もありました。コロナワクチンの危険性の話題も、ちょっとでも触れただけで、投稿もできずアカウントも消される時期すらありました。テレビのコメンテーターが、片寄った方向にしか話ができない、議論しているようで、内輪も程度のヤラセなのはよくわかります。
結局自ら協定をして、旧ジャニーズ問題にせよ、福島の震災後の原発事故、コロナのワクチン問題、数々の冤罪事件、選挙の情勢も巧妙に都合よく描いてきたものが、ここへ来て瓦解しているのです。朝日新聞が分かりやすく捏造したというのも悪いですが、談合して嘘をつきとおす、隠し続けるというカルテル体質はもっと最悪です。
私はテレビっ子世代で、新聞もとっています。今はネットもよく見ますが、やはり媒体というよりも、情報は正確だけがいいでです。
テレビの報道の何とも言えない余分な憶測、恣意的な解説、専門家ぶったミスリード、たきつけられた素人のインタビューやひな壇コメント、こんなものは一切要らないと思います。事実の報道があって、難しい用語は辞書のように解説するだけで良いのです。
そういう正確な報道なら媒体は関係ないでしょう。