映画「正体」演技派になる遅咲きの二人?

 来年の大河ドラマ主演の横浜流星、戦隊ヒーロー時代「烈車戦隊トッキュウジャー」トッッキウ4号から知る者としては、よくここまで昇りつめたなち思います。
 先日トーク番組で、本当に役にのめりこむために、その職業になりきるスタンスを語っていました。最近珍しい役者バカです。「春に散る」ではボクサー役で本当にライセンスを取るまで練習していました。

 そして、今回助演女優賞を受賞されて思わず涙ぐんで喜んでいた吉岡里帆さん。あざとい感じで女性受けは今一つ酷評もあった時期があり、遅咲きで演技派女優となったとも言われて評価されています。グラビア系でもビジュアルを活かして男性人気もありましたが、私の娘と、同じ小中学校、高校と3年ほど上を進んだガチガチの京都太秦生まれの京都人です。そして映画、演劇好きで、映画村大好き、リアル「カムカムエブリバディ」なみに、岡田准一の映画エキストラも無名時代にやっていました。そして、大津プリンスで接客のバイトをして、朝ドラに出演してミシガンの一日船長になり大津に戻った時にはかつてバイトしていたホテルの元同僚全員から祝福されて感動していたそうです。


 苦労人みたいな、エピソートの多い二人です。
 この映画も推しのお二人の活躍で、見逃せないものでした。
 【ネタバレ注意】
 映画「流星」ミステリとしては、ちょっと無理のある展開もあるのですが、横浜流星くんの魅力というか、演技なのですが人柄のようなものでそのまま強引に力技でリアルに感動する方向へ引き込まれます。

 いわゆる「逃亡者」ものであり、逃亡先の人びとに慕われ、愛さえ、そんな犯罪をやるような人物ではないことが、浮き彫りになっていきます。
 吉岡さんの演技もいいです。魅力的な女優さんですが、少し地味になりきれるところがまたリアルさがあって、底の深い感じがします。

 そして、流星くんはやはり、ただのイケメンじゃないなあという、とにかく汚れるところは本当に汚れて、それでいて助けてあげたくなるキャラクターが素晴らしい。
 流星くんの、翌年の大河に吉岡さんが出演決まっています。両方楽しみです。

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