それでも頑張って欲しいオールドメディア

 このところ、いろいろな問題で記者クラブやテレビ局などの古いメディアをはじめ、古い業界や役所など守旧的老害に批判的なことをいいました。アメリカのGAFAなどの新しい企業がぐんぐん伸びるには老害への忖度批判は必要なことと言われれるのは当然です。
 規制や既得権の多い日本だからなのですが、それはそれで古い組織もしっかり頑張って欲しいということです。

 業界の団体というのも、そこを守る法律や組織というのも最初は、悪徳なところが蔓延らないよう、零細業者や国民の利益を守り、健全な業界にするためだったのです。
 テレビとネットを比べて、「オールドメディアが悪い、古い事実を伝えない」というのも真実ですが、無くなればいいものではないのです。ちゃんと機能して、正しい報道を忖度なく、伝えて欲しいのです。ネットは事実もあるけれども、無秩序です。地上波テレビに権威が全く無くなり、ネットだけが、ニュースや娯楽を配信する時代になっても困るのです。それはある意味今よりも無秩序過ぎる危ない時代になります。
 だから自主規制もしっかり判断し、表現の自由もギリギリまで議論して良いものを伝え、作れるメディアであって欲しいのです。
 政治団体、業界団体、〇〇業組合、農協や医師会なども、ひどい内容だとは聞きますが、やはり組織の下部の人には大事なのですし、その業界がその下部の人を守って欲しいわけです。

 ジレンマではありますが、そこはちゃんとやって改革していって欲しいのです。新聞をみんなが見て、家族そろってテレビを見た時代は戻らないかもしれませんが、無料の地上波テレビの内容が良ければそれに越したことはないのです。

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