
マイナンバーカード連携で、e-TAXで確定申告終えました。
長年住宅ローン控除もやっていて、家族の療養で毎年医療費控除もあり確定申告は恒例ではありますが、年金が絡んできて必須要件が増えてきました。
マイナンバーカードを使った電子申請e-TAXも、それなりに便利なのですが、配偶者の代理許可、医療費の追加など手入力があるためふるさと納税はワンストップが無効で手入力、今回は途中でパケ詰まりでやり直しました。最後の納付でコード決済かカード決済で悩み、ペイだとチャージ残高がないとカード決済になるためさらにやり直しの憂き目にあいました。
定額減税の確認も必須です。
で、これだけ苦労して還付ではなく、年金は源泉徴収されてないので3万円以上納付しないといけない。調べると、やはりほっとくと追徴の可能性大なので、またも国家に貢献してしまいました。
しかし、定額減税されて、また納付って何だか無駄の多い行為です。
別の機会に詳しくのべますが、税と社会保険料の無駄な煩雑さは、本当に良くないです。
経済学や財政学を学んだ人には最初に教わる税の原則があります。アダムスミスなどが考え現代の税調などにも受け継がれています。
【望ましい税制の条件として掲げられるのは、「公平・中立・簡素」の3原則でです。 今の税制改革では、時代の要請に応じて、この3原則を「公正・活力・簡素」と理解することとされています】
ところが、今の仕組みはその都度都度の、いきあたりばったりの継ぎはぎだらけで、迷路や抜け穴だらけのお屋敷をさまよわせるようです。
公認会計士、社会保険労務士、FPでさえが、すらっとは出てこないほど複雑で、ちょっと聞きかじった一般の方ではなかなか分からないのです。頭の悪い人にはわかりにくく【簡素】を放棄しているとしか思えません。こんな制度は最悪で公正、中立とも言えないのです。
などと、ついつい思ってしまう確定申告でした。