
ひとり旅が好きな人はやや少数派ながら一定数います。大して、ツアーや友人の仕切りや家族連れでないと旅に出ない人もいますし、旅が好きでない人もおられるでしょう。
一人で、旅を計画し、実行していくにはそれなりに考察力がいりますが、ひとり旅の好きな人はそれがまた楽しいのです。
一人で旅することを楽しめるかどうかは、人生の分岐点かもしれません。一人でいると孤独を孤立だと考え不安や寂しさを覚える人もいます。気の知れた人がそばにいないと何かと不安でやっていけない人は、結構真っ当な仕事をしてきた人でもいますがそれだと、要はツルまないと何もできないような下っ端の不良に近い感じです。
家族も友人もいつまでもそばにいて、同じ態度で接してくれるものでもありません。心地良いようで、いつの間にか惰性になって自分を活かせない関係になっていることもあります。
旅の目的はさまざまです、グルメや温泉など、最初は仲間がいた方がいい場合もあります。旅などというものは、非日常を自分の感性で味わうことこそ楽しみのはずです。ちょっと勇気をもって、一人でも踏み込んで歩き出すことです。
人間は最後には一人になります。孤独になることを恐れるものではありません。孤独に慣れ、楽しむことができれば心強い味方ができたようなものです。自分の中に自然と、考えて感じる力が湧きあがるのです。 歴史が好きな方嫌いな人もいるでしょうが、旅をしてそこで先人の功績、偉業に出会うとそこで感じることは自分の力になるようなものです。