報道はドラマほどスッキリしない

 花粉症が予想通り重症で日々スカッとしません。報道も相変わらず、スッキリしないウダウダが続いています。

【兵庫県知事の問題】もう関西以外ではその詳しい経緯も忘れらそうですが、百条委員会に続き、弁護士などの識者による第三者委員会の結論が報道されましたが、相変わらずマスコミの姿勢に疑問です。
 この問題、斎藤知事を擁護する支持派と、知事は悪いという反対派がオールドマスコミとネットを挟んで、対立しています。死者も出ていますが、どうもスッキリした結論も出ず県政が進むのかよくわかりません。ネット選挙にしろ、パワハラにしろ、最終的にはハッキリした結論は出ないものです。第三者委員会のパワハラ認定についても、ネットでも大きく意見は分かれます。
 一つだけ、今回の第三者委員会もよく報告書を作っていますが、知事のおねだりなどは否定しています。パワハラにしても認定はしたとしてすぐ知事失格と言う内容でもない。
 そういったあたりの明確な正解はないものに、悪意ともとれる報道はちょっと困ります。要約した結論めいた内容を選び、見出しというサマリにするのが新聞ですが、それだけ読んでいる他県の人は、未だにパワハラで県の局長や議員が死んでいると思っています。立花孝志も選挙のやり方に賛否はありますが、彼のせいで人が死んだわけでもないです。
 ネット上の安易な思い込み、そういう勢いが伝わり殺されそうになっています。安易に見出しやサマリを繋げて、結論を誘導するやり方は新聞でもネットでも許されません。

 神戸新聞にしろ、サンテレビにしろ関西の外の局も、明らかに井戸県政時代からのスポークスマン的な癒着に近い関係があり、斎藤知事にキツメに報道してきた反省の色は少し出すべきです。
 ネットに選挙で負けた恨みで何とか、斎藤知事を黒くしたい気持ちが見えすぎです。過去の過ちは認め、事実以上のことを書くことは連想させることは避けるべきです。都合よく誘導するスタンスには、いい加減目を覚ましてやめろと言いたいです。

 【商品券問題】国会は国会で、質疑が『商品券10万円問題」をどいつもこいつもテープレコーダーのように繰り返すのです。先ほどの質問者と同じ内容の応答を何度も繰り返す。丁寧に答える首相にもだが、他の審議はどうするのか、大事なことがいっぱいあるだろうに、毎度バカさ加減にあきれます。
 知っていたのに黙っていたのか、若い記者がよほどバカなのか、歴代首相もその程度はばらまいているし、赤坂や新橋の旅館でもっと大きな金を動いているのに10万円で何度国会の質問繰り返すのか、これ以上の税金の無駄使いもないものです。

 分からない、答えられないなら、いつまでもそこに留まらない時間の無駄は、バカがやることです。

【ドラマと報道】TBSの『御上先生』さすがと言うか、神的な最終回でした。社会問題を取り上げ学園ものから、政治を考えさせてくれました。素晴らしい作品が制作できるドラマ部のあるのが、あのどうしようもない「報道特集」や「サンデーモーニング」とか偏向報道番組をどうにかして欲しいものです。
 フジテレビも「119エマージェンシーコール」はお仕事ドラマとしても、現場の問題を良く取り上げてたいいドラマだったけど、やはりCMもしてもらえないような体質は悲しい現実です。鹿島建設とか、義理でCM提供してるけど、あのお台場の球体ビルの建設請負したと聞き、その時に日枝会長の豪邸までできているというのでは腐れ縁なのかと思います。

 ホントにスカッと現実までドラマのように変わらないと、この花粉症も収まらないのです。

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