昨日、3月31日を持ちまして、1年半勤めていた職場を退職しました。
短い期間でしたが、名残を惜しんでいただき、送別の宴を催して戴き、花束なども貰いまして大変恐縮する次第です。
65歳ということを意識はしないのですが、この年度で勤めに区切りをつけた方、また60歳でリタイアして悠々と言う人も多い年代です。区切りなく元気に仕事をされている方もおられますし、中には身体のすぐれないという方もおられるでしょう。生き方、働き方もターニングポイントの頃です。
私はまた、今月末には新しい仕事に就かせていただきます。この年齢でも新たに勉強して、やれることがあることを証明したいという無謀な思いもあります。いろんな向かい風も雑音も入りますが、少し充電をしたら、また前に進みたいと思います。
別に人それぞれの生き方、老いの過ごし方だと思います。私はお金を稼ぎたいとかでもなく、ただ何かやってみたいとか学びたいという気持ちが強いです。この1年半でも、非常に自分が新しいものを知り、身につけ、成長したと思えましたし、まだまだ可能性が開けるものだと気付きました。ここに至るまでもすごく落ち込んだ時もあり、葛藤もありました。その停滞の時もまた、今の踏み出すためにあったものだと分かります。
人生は、前に進んだと思えば、後ろに戻らされるとブランコのようなものと言われるのも分かります。どれだけ進んだのではなく、お金を儲けたのでない。あの世へはお金は持っていけません最後は元の位置に戻るのです。生きて来た証に、旅をして、東に西に、右に左に、上に下に、前に後に、どれだけ動いたのかなのでしょう。
今日から新しい旅に出ます。