マイナ免許証 カード一本化はいいんだけど

 3月24日からマイナンバーカードが運転免許証にもなるというサービスが開始されています。健康保険証と違い、運転免許証がなくなるわけではなく一本化、2枚持ち、いままでのままの3通りから選べます。
 マイナンバーカードで今年は確定申告も終え、健康保険証切り替え、先月から始まったマイナ免許証に連携も終わりました。
 クルマを運転するのは週1~2度ですが、基本財布には忘れないように免許証を入れていました。キャッシュカードやクレジットカードポイントカードなどカード類が多い中なので保険証と免許証がマイナカードに一体化されたことはありがたいです。
 失くしてしまうと不安ということもありますが、財布ごとなくなると結局同じか、マイナカードの方がセキュリティ上は安心と言えます。

 運転時はこれで免許証不携帯にはなりませんし、医療機関受信時も今はほぼマイナ保険証で問題なしになりました。
 年金の関係はかつて年金事務所に勤めていたころ、ねんきんネットでの年金情報や見込み確認をアクセスキーを発行してやっていて、そのキーを案内するのが結構な仕事でした。しかし、マイナポータル経由の方がねんきんネットにはアクセスしやすくなっています。年金の記録や、控除証明書もカンタンにできます。

 こうやって書くと政府のマイナンバーカードの便利さの宣伝のようになってしまいます。
私の周りにもおられますが、マイナ保険証にも未だに抵抗されている人もおられます。実際にまあ便利な点は便利です。
 何となく不信感があり、不安なのと、いままで保険証だけで受診できたのに不便だというの気持ちもわかります。

 昨日ETC障害に絡んで、国交省の利権構造の話を書きました、マイナンバーカードは総務省、マイナ保険証は厚労省、運転免許証は公安委員会警察庁の、利権、天下り先がそれぞれ絡んでいます。確かに税金を使って、ハイスペックなカードや読み取り装置が導入されています。
 現場とか制作側の開発技術者、管理者などは誇りをもって、世界に秀でた日本らしい高度な技術力を磨き素晴らしい仕事をしているのだと思います。
 問題は政治であり、官僚の上の方が、効率が上がった分、経済が上手く回り、世の中が豊かになっていく導きができるかどうかです。政治家のトップはそれが使命のはずです。国民を番号で管理し、税金をまき上げることが目標ではないのです。

 いつの世も権力者だけが驕り、頑張っている人が報われない歪な社会はやがて崩壊します。貴族が栄華を極めた時、それを支えた武士がないがしろにされてやがてと取って替わられました。その武士も権力の頂点を極めると驕りだし、大政奉還へとつながりました。維新政府を支えた軍人もやがて暴走し、戦争に突入し、こっぴどく敗退して終戦で世の中の価値は変わりました。戦後、高度成長、バブルと、日本人の新たな頑張りで支えられた社会も、デジタル、AIも台頭し、今また新た大きなは変革が来て、構造が変わるのかもしれません。

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