かつてテレビからは身体に悪い電波が出るとかいう教えもありました。
実際にNHKにしろ日テレにせよ、GHQの指示でのプロバガンダ放送で、半分洗脳のようなこともやってきました。テレビがオールドメディアと言われて、フジテレビだけじゃなくいろいろな局が、閉塞感のある組織で偏向報道しやすい体質なのもわかってきました。
じゃあネットでは真実が流れるのか、それもかなり難しい問題です。リテラシー、判断力が必要で、よりバイアスに捕らわれやすくミスリードもされやすい面はあります。
悪質なものも含めて広告が多く、ミスタップを狙った悪質なデザインのもの、読んでもらいたい微妙な表現で刺激を与えるサムネの言葉、写真であったりが横行します。
たいしたサンプルも拾わないランキングや、いい加減なクイズなんかも興味にある人はつい見てしまいます。
最近だと安いと思って、買おうとするネット販売のサイトが詐欺というのもあります。
やはり、ネットからも悪い電波は出ています。
対策としては、適度に考察しながら見るとこで、リテラシーが上がるのかもしれません。ブログ記事と動画サイトなど、ついフォローする面白そうな人のを見つけても、必ず反対意見の方も見ないとリテラシーは向上しないものです。
個人のブログでもメディアの主張でも、ある意見はもっともで正解でも、違うジャンルの意見は全く間違っている場合がよくあります。その人の専門外で知識不足の場合もあれば、利害がからむ案件にはスタンスを変えて都合よく迎合する人もいます。
そこらをコイツはこんなやつだからとか、このメディアはこういうレベルだと、理解して情報を取るのがリテラシーの高い人なのです。
わかりやすく言えば、新聞記事もネット記事は赤旗のスクープのようなものです。政界を揺るがすような真実の記事があったとしても、その新聞が常に正しい情報を伝えているわけではないのです。