
自宅近くにドン・キホーテができました。京都市では京都駅北側の店以来、八条口、河原町なのどターミナル、南インター、山科、宇治、洛西などの周辺部にはありましたが大学や住宅の多い地域への出店です。最近はユニーの跡地など大型店の居ぬきも多い中、パチスロの店の跡です。狭い通路にギッシリのレジに並ぶお客さんでしばらく大混雑でしょうが、深夜までやっているので便利です。
地元色ということで、太秦映画村のキャラとのタイアップ、忍者や竹林などもコンセプトに取り入れ、近隣住民への配慮か店内の音はやや小さめでした。ドン・キホーテのオープンには何度か立ち会っていますが、最近は広い通路の店も多かったのと、仕事帰りの混雑時に行くことはなかったので、まさに迷路のような人いきれでした。

化粧品メーカー勤務時代に、セルフバラエティストア部門を担当していたので、ドン・キホーテという企業は懐かしい、癖の強いカウンターパートナーでした。観覧車で有名な大阪の道頓堀や梅田などの店にも関わり、次々と近郊にも出店をしていた時期でした。ドンキイムズといわれる独自の統括機能と、店の担当者への権限移譲が、他にない特徴的な企業で、やんちゃで理不尽な担当も多いですが、ブラックですが、活気もありある意味やりがいのある企業でした。

オープン時の定番、ドンキらしい目玉品もある中、ド印の情熱価格のオリジナル商品も増え、このあたりでアイデアも募り楽しみながら利益もとっているのでしょう。
すでに、日本の経済が落ち込みがちなバブル以降の時期に、ヤンキーあがりみたいな若い担当者が、高度経済成長期を思い出させるほどよく仕事をしていろいろ動き回っていました。今はコンプライアンス時代で、働きすぎ働かせすぎのブラックは良くないのでしょうが、権限移譲でやりがいがあると、自ら喜々として働く、そういう活力が日本にはもっと必要なのでしょう。