
南の方では梅雨入りの報を聞く、『あじさい橋』の歌詞のような季節、6月「水無月」に入りました。
今年は真夏日はまだ一度だけで、そこまで暑くないままに梅雨入りすつのか、湿気を含んだ空気で曇りがちの1日のスタートです。6月の和名「水無月」は、「水の月」という意味。
田んぼに水を引く時期であったことから、そう呼ばれるようになったようです。一般の家ではこのところ温暖化ですでに夏物衣類も出ていますが、合いものや春物から、夏バージョンへの衣替えの時です。
紫陽花が咲き始め、雨が緑を濃く引き立たせるこの月、散策も楽しいです。やがて白い梔子(クチナシ)の花が咲き始めると、梅雨に湿った空気に重く甘い香りがほんのり漂います。
お米をめぐる話や、年金の改革案も国会を通り、政治がらみの報道には、いろいろ意見もしたくなりますが、少し情報を確認しつつ、自分の見聞き経験した流通業や書物を読み直して、発信したいと思います。ここでは気になった点一つだけ。
小泉純一郎首相の息子、進次郎が農水相でいいも悪いも注目されていますが、賛否というのか好き嫌いや評価が別れる人です。ニュースバリューが高くて、人物が独り歩きしぎで、この辺りはやはり報道の問題が大きいです。
政治に関心の無い人も注目させる大物政治家の息子でマスクも良いキャラではありますが、それだけでリードしていくマスコミは、国民をバカにしているわけです。政治は政策であって、キャラクターではありません。
顔が不細工でも、過去に不倫をしていても、背景が胡散臭くとも、政策の議論が正しいかどうかです。日本人はどうも、頭のいい人でもレッテルで判断して、論理的な考察ができずに、正しい判断ができず流されることが多いようです。
結局、少し長くなりましたが、詳しくはまたの機会に書きます。
6月は祝日もなく、少し鬱陶しい月と思われがちですが、考えようでは良い季節です。しっとりと、じっくりと、心身を整えながら乗り切りましょう。