
マイナ保健証自体はだいぶ定着し、多くの医療機関でおっかなびっくりも含めて機械にチャレンジされている人もよく見かけます。
ずっと、同じ健康保険の人は、政策に関する賛否だけだと思います。
経験したことのある方は分かると思いますが、勤めを辞めたり、変わった時の保険証の切り替えは結構時間もかかり大変です。
私の場合、扶養している家族が持病もあり、毎月病院に行ってますから、それなりに保険証変更ストレスあるあるです。本人の加入+扶養認定に時間がかかります。
私の勤め方もここに来て少しレアなケースですが、私以外でも教育機関の非正規の方などでも、夏休みなどにいちいち保険を外される方もおられるようです。マイナ保険証で紐づけていると少し楽なのでしょうか。
保険証があった時代どうも、対象者も少ないのか、このあたりの正確な対処法がよくわかりません。
扶養認定待ちの期間は、マイナ保険証は使えないのか使えるのか、使えるけど使わない方が良いのか微妙な問題は残ります。
国民健康保険の保険証は会社を辞めた時、資格喪失証明を持っていけば、簡単に貰えました。
マイナ保険証だと、反映に少しタイムラグができます。理想的には、この間は、古い情報のマイナ保険証でも受診でき、受診した情報は新しい保険に自動的に引き継がれればよいのです。しかし、前の健保の喪失だけが反映した状態では、無保険状態となり保険診療が受けられません。時間は短いですが、この期間があるとしたらサービス低下です。
マイナ保険証で本人確認はできるのですから、あとは保険組合同志で調整すればいい話です。
現行、少なくとも、資格変更の証明を貰い、マイナカードとともに受診しないといけないでしょう。
就職した際の組合健保や協会けんぽの保険証は発行までに少し時間がかかり、扶養されている人はさらに時間がかかりました。
私は同月内の月始めに国保に変わり、月末に再就職で共済に戻りました。では、この間に喪失予定のマイナ保険証の国保で受診してしまい、資格取得後に証明の通知を貰った時点で、医療機関に説明にいきました。
クリニックでは、なかなかてこずっていましたが、慣れないだけの入力のコツがわかっていないだけでした。請求相手をかえるだけで、マイナ保険証は必要なく簡単なのですが、薬局は簡単の電話でできたのです。機械やシステムに慣れない、医療事務者もまだ大変そうに思いました。
詳しくは分かりませんが、過誤対応(違う保険組合などへの変更申請)もマイナ保険証の方が簡単のはずです。連携の悪い組合健保だと、過誤の調整は一度返戻を求めて、患者にやり直してもらうなど大変な作業でしたから、それが省略されると医療機関も自治体は楽になった(なる)と思います。
デジタル化の恩恵というほどではありませんが、少しずつ便利になるのと、今までの保険証は偽造やなりすましなど不正利用は絶えませんでしたから、見えないところでも活躍しています。
マイナ保険証を不安がる人も多いですが、失くして困るのは保険証でも変わりませんし、かえって悪用はしやすかったでしょう。不正利用を減らす意味でもマイナ保険証への切り替えは悪いことではありません。
