直接民主制の危うさ

 日本の政治が行き詰まっていて、国会には与野党ロクな議員がおらず、歳費や文通費などお金ばかりとって、献金もうけて、何ら良い政策は打ち出せないでいるようには見えます。

 韓国が直接民主制で、新しい大統領を決めました、アメリカも正確には直接大統領を決めるわけではないですが、トランプが実業家から一気に絶対権力を握り賛否はあっても、関税など大きな改革を進めています。
 では直接民主制がいいのかというと、韓国を見ていても、それは不安しかありません。未熟な国民では危険すぎます。
 日本の政治の行き詰まりは、別の要因であり、政治家がもっと政策と立法だけに特化して、選挙制度そのものを変えるべきです。
 何期も当選を重ね、大臣を歴任してやっと推薦人を集めて、与党党首になり首班指名されないと総理になれない、その総理も支持母体が弱ければ実質傀儡で、老害政治家や官僚に逆らえないのでは、沈みかかった日本を強い力で引き上げることはできません。

 またポピュリズムで、国民人気がないと大臣になれないなら、人気者が祭り上げられ、気に食わないとマスコミが権力を持って潰します。

 政治家は汗を流し、選挙をやるのではなく、政治をやるのです。

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